Koffer Kleinのダレスバッグ


 かなり以前に調達したままで、使いこなせないまま死蔵してきたものはNeXTキーボード以外にもいろいろある。5年近く前にヤフオクで競り落としたKoffer Kleinのダレスバッグもその一つである。
 ダレスバッグのよいところは、がま口のように開くので、移動中に開けても「お店広げた感」があまりなく、気兼ねなく物を出し入れできるところで、棒状に丸めておいたものを端から詰め込んでいくようなパッキングが効率良い。
 使いにくいなと思うのは、提げ手しかないsingle wayであることだが、今回のようにあまり提げて移動しないスタイルの出張なら使えそうにも思うし、マチが膨らんで思ったよりはいろいろモノを詰め込めることもわかった(が結果としてどんどん重く、持ちにくくなるのは間違いない)。本体重量2.2 kgで、着替え(574 g)、Macbook AirとACアダプタ (1,770 g)、USB充電器(260 g)、折りたたみ傘(207 g)など3,973 gの荷物を詰め込んで一泊出張くらいはこなせることがわかったが、見かけほどいろいろ詰め込む余裕はない。
 一方で、泊りがけの出張で洗い替えのシャツの畳みシワが気になる向きには、アタッシュケースタイプの方がよいだろう。そういう意味で、リモワのアタッシュケースパイロットケースとのハイブリッドな廃番ジュラルミンケースをキャリーカートで曳くのがかっこいいと思われて、ヤフオクに出ているのをつい眺めてしまう。
 もし30年若返ることができたら、迷わずビッドを入れるところだ。

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