Espy SansとConcrete Roman

 ちょっと気になって、もう一つのNewtonの遺産を相続できないかと調べてみると、今はGitHubにリメイクされたTrueTypeフォントが公開されている。
 Newtonキーボードで入力したのが、Espy Sansで表示されたりすると…とまたまたよからぬ考えが頭をもたげてくる。
 これはイカンと、ccrを探す。Concrete Romanは、Donald Knuth先生が著書「Concrete Mathematics」を組版するにあたり設計したフォントである。TeXの配布パッケージにデフォルトで入っているわけではなく、20年前にMETAFONTで作成した記憶がある。こちらもオープンソースTrueTypeフォントとして生まれ変わっている。ただし、本家の方はサイズによって字体のバランスを微妙に変えて読みやすさを追求するという凝りようなので、TrueTypeでどこまで肉薄できるのか、お手並み拝見ということだ。
Knuth先生も新しいフォントを用意したりして、執筆の意欲をかきたてたのだろうか。

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