解析機関とメートル原器

 少し時間を調整して博多のエイダラブレイス女史の博多織実演を拝見。チャールズ・バベッジは織機を改良して解析機関を発明したように聞いたと思うが、博多織でもパンチカードがインクリメントされながらオートマトンをプログラムして柄を織っていくようなのであるが、この構造と機能は想像を絶するところがある。
 続いて町割りのメートル原器のレプリカをお櫛田さまの宝物館で拝見。四角い棒で下端にはほぞが切ってあって、障子の縦枠を外してきたのでは?というように見えるが、これは正確な一間のディメンジョンが連想させることなのである。福岡市博物館のレプリカで、断面が八角形の富士山の登山の杖のような印象を持っていたが、これは誤りで、中山平次郎博士言うところの「二分程の処に切れ込があり、石突を表して居る」ということらしい。

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