パブリックアートをGISる

 網羅的探索を始めてみたところ、いきなり素晴らしい研究がヒットした。
 北海道におけるパブリックアートの志向性の変遷に関する基礎的研究で、道内の自治体すべてに電話をかけて資料があるかどうか問い合わせ、それをもとにデータベースを作り、GISを利用した分析を進めておられる。テーシスの中ほどには、道内の野外彫刻1124体のサムネイル写真集もある。
 筆者など、電話で問い合わせるかわりにweb検索をちょっと簡便にすませてしまおうかというくらいのレベルであるが、データベースを作り始めるまでの準備は、それほど簡単な作業ではなかったに違いないと想像する。
 さらに、札幌シニアネットの道内2700の野外彫刻のGoogle mapに圧倒されてしまった。

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