マルチプラットホームという観点でアプリ選びをしているうちに、TheBrainを発見。
android、iOS、macOS、Windows、Linuxを網羅している無敵のマインドマップ系ソフトである。メニューも適切に日本語化されており、取説ビデオもyoutubeで多数視聴でき、まさに至れり尽くせりである。デスクトップ版についてはProライセンスフィーが$219である。
筆者の思考回路は連想リストのような木構造で大体は間に合うので、ネットワーク構造が必要と切実に感じたときは論文のコピーを文殊カードに見立てた二畳バージョンのKJ法でお茶を濁してしまう。マインドマップの節点にはPDFファイルもぶら下げられそうなので、ちょうどこの作業をスクリーンの向こう側で遂行できるわけである。集まった文献のクラスターを作ったり、アノテーションを付けたりできれば、博覧強記の総説を書くのに大変好都合であることは間違いない。
Scrivenerも、短い文章に見出しというアノテーションをつけるという意味では同工異曲というところだろうか。