タンボーシーズン2の2回目

 地下鉄を乗り継いでハコサキの宮へ。その後西新へ移動。
 昼食は、プラリバの裏通りの商店街のてっ平西新店という定食屋さんでアボカドまぐろ丼840円。
 レンガ造りで、「故障しているので手動になっています」自動ドアから入ると、重厚なテーブルと椅子が並んでいて、壁には手描きのイラストつきのメニューが貼ってあるような、レトロな店構えである。大阪にも岡山にもどこにでもあって、お世話になったような気がする。
 思えば、40年前筆者が大阪に遊学した当初、喫茶店といえば珈琲道を極めるお店か、デパートの食堂のようなバラエティーに富む軽食とドリンクをレパートリーとして持つお店に二分化していた。その後数年経つとマイクロエレクトロニクスの進歩でインベーダーゲームをするために喫茶店に通うという空前のブームが起こったのだった。喫茶店のテーブルはTVゲームに置き換わっていった。当時はスマホタブレットもなく、ゲームをするためのハードウェアは喫茶店にしかなかったし、数も限られていたから、ゲームを続ける合間に、あるいはゲーム機に空きができるまでの間に定食を食べていたのである。
 で、てっ平さんは、そのインベーダーゲームのビッグバン以前の喫茶店の時空がそっくり保存されているなと感じた。
 昼食後はミュニシパル・ミュージアムを探訪して本日の教課を終了。徒歩とバスで帰宅して寝こむ。

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