20世紀の末から21世紀のはじめにかけて、銀塩カメラの黄昏の時期に中古カメラブームというのがあった。
何気なく読み返した尾辻克彦《カメラがほしい》で火がついて、天神のカメラのドイでMINOX 35を購入したのが1999年6月のこととある。カメラのドイはその後博多駅筑紫口側の駅前に引っ越したが、結局お商売がうまく行かなくなりこの店舗はなくなってしまったことは、先週確認したとおりである。
ブームの頃、天神のタカチホカメラ2階に進出したカメラのレモン社は、中古品の品揃えの厚さでカメラのドイにも匹敵する勢いであった。現在は、タカチホカメラもレモン社も、カメラのナニワグループとなっている。
本日は、西新経由でお参りに行ったので、タカチホカメラの2つのお店を回ることができたのでレポートしておきたい。