フジヤカメラ店のマニュアルレンズの在庫リストは、ダイナミックな品物の動きがあっていつも楽しみに拝見していたものであった。ところが、ミラーレス一眼が一世を風靡するようになると、明るいマニュアル交換レンズをほとんど見かけなくなってしまった。それでJ-カメラで、国内のカメラ店の在庫をマッシュアップしたバーチャルウィンドウショッピングでもしないと、なかなか満足感が得られないようになってしまった。
最後にフジヤカメラのネットショップを利用したのは、狭心症で入院した頃で、この時は下取り品を出すのを断念した記憶あり。その時に購入したNEX-5Tと30 mm マクロレンズは普段使いで大活躍しているのであるが、今年度に入って、社外での活動風景の記録にあたり、もう少し引いた画が撮れると便利だと感じることが少なからずあった。そこで、NEX-5T用のズームを探したが見つからず。
つい急き立てられるように、中古のカーボン三脚とジンバル雲台の購入手続きを完了。かなり割安であるように思われたからでもあるが、命日にあたり、亡父の供養のためにとの気持ちの深層に、先の日曜日のカワセミフォトグラファーに対する敵愾心があるかもしれない。