今月は、というより今週はキャビネットの中のものを死に物狂いでスキャンした。おかげさまで、破棄できる書類を積み上げてみると44 cmの厚さになった。PDFは、OCR処理後Evernoteに取り込んでいくのであるが、毎月4 GBのアップロードリミットまであと0.3 GBまできた。近頃ここまで使い切ることができなかったので、これは快挙である。
いわゆる書類の束の処理は峠を越えたように思われる。ScanSnapでスナップ写真などもどんどんjpeg画像化できるのはありがたい。コントラスト高めなので将来的には困るかもしれないが。
一方で、背中を断裁できない図書とフィルムネガとトランスペアランシはどうにも決め手がなく困ってしまう。断裁できない図書向けのソリューションとしてはScanSnap SV-600というソリューションがありそうだが、銀塩フィルム系のスキャナーはもう絶滅してしまったようである。しかも高精細に取り込もうとすればこれからの余生で一体何本分取り込めるかというくらい低速処理になるのが困る。いまだにHakubaのネガアルバムが調達可能なのは奇跡のようにも思えるが、要するにみなさんスキャンすることは諦めて原版で保管しようということではないだろうか。
