カテーテル検査

 いよいよ検査日の朝を迎える。日の出前の0600時に採血、 朝食後点滴のラインを確保。こうなると行動の制限が出てくるので、その前に排便などすませておく。
 術衣に着がえて待機し、1200時前頃に車椅子で出発し、専用エレベータで1階に降りる。前回はストレッチャーに寝たまま、どこから搬入されてどういう経路で6階のCCUに運ばれたかわからなかった。が、今回ストレッチャー搬入口と心臓カテーテル室との位置関係がわかってみると、どうも救急車で搬入されて、すぐに心カテ室に運ばれたようである。心筋梗塞だったらいきなりカテーテル治療をしてくださるつもりだったのであろう。
 今回は、前回留置したステントの先が狭窄しているところを対処してもらって、1時間あまりで終了。

 右手首のカテーテル入り口となった橈骨動脈の傷は例によってカフで圧迫。だんだん圧を抜いていって、6時間後には傷がふさがってカフが外れるのである。その間ほとんど痛みなく、鎮痛薬も不要であった。点滴も2バッグ目が終わったら留置針を抜いてくれたので、就寝時にはすっかり身軽となる。半日で元に戻ってしまうとはすごいことだ。ただし、運動制限はある(手首のひねりはダメ、右手を突くような動作も厳禁)であるので、PCのキーボードのみならずタブレット型端末の操作も難しい。術後半日はおとなしくテレビを観ているくらいの方がよさそうである。
 筆者が戻って来たのと入れ違いに手術室に入った同室の方は、終わったら個室に移って回復される由で、四人部屋をシングルユースすることとなる。

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