地下水本の水脈をたどる

 昼食後、venusで借り出した《日本岩石誌?》を読む。思えば筆者は西に東に移動しながらも、結局のところ人生55年間ずっと領家花崗岩帯の岩盤の上で昼寝していたにすぎないことを考えながら、ついうとうとしてしまう。
 眠気覚ましに「地下水」をタイトルに(比喩ではなく)含むような本を検索。脈々と書かれている、地下水と地形の科学 水文学入門 (講談社学術文庫)、ならびに、Q大出版会の九州・沖縄の地下水、および地下水中の物質輸送数値解析の3冊を発見して購入。関連して《大森昌衛:地学 野外調査の方法、築地書館、1978》も購入。
 関連性に乏しいが、「気になる本」リストに入れて長らく悩んできたMathematicaとTheoristでの大学院入試への挑戦―Macintoshなどによるパソコン入門およびことだま on Squeakで学ぶ論理思考とプログラミングも父の日のプレゼントということにしといたる。ということで購入手続き。MathematicaSqueak (もとSmalltalk-80)はいずれもかれこれ四半世紀前にMacintosh II購入の動機になったソフトウェアである。これは比喩的な意味での地下水脈ということになるだろうか。それぞれに風雪に耐えて枝葉を伸ばしていることに驚嘆する。タブレット端末が指数関数的に増殖している昨今、インストールされたマシンの数で考えれば決してポピュラーになったとは言えないような気もする。

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