銀塩スライドのデジタル化をNikonスライドコピーアダプターES-1とAPSデジタル一眼で始めるなら、レンズはAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gが最適である

 AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gが勤務先に配達されていたのを、ES-1とD3100と組み合わせてみる。ES-1を5 mmほど前に出すと、レンズの方は0.17 mの距離をさして、視野いっぱいにおさまったトランスペアランシの枠にばっちりフォーカスがくる。どの設定も端っこギリギリではなくて、前後に調節可能な余裕があるというのはほっとするところである。工夫次第では部分的トリミングも可能であるし、マウントのサイズや厚みの違いも十分に吸収できる。
 大変回り道をしたが、ES-1と組み合わせるレンズとしてはベストである。
 Tokina AT-X Pro 35 mm F3.5 MacroもMicro-Nikkor 55 mm F3.5も、等倍マクロレンズではあるが、残念ながらそのワーキングレングスとES-1の距離調整範囲との兼ね合いでスライドのトランスペアランシ枠が小さくあるいは大きくはみ出した状態で撮影することしかできない。
 なお、スライドをシャーカステンの上に置いて接写するのなら、いずれも使用可能であることは言うまでもない。

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