昨日下の子がご学友を招いてたこ焼きパーティーをするというのを聞きつけ、たこ焼きが焼けるまでの間オニオンフラワーが出ているのは、なかなかのおもてなしではないかと心づいた。
ティファナでのランチの際に供されたオニオンフラワーは、最初に見た時には巨大なイソギンチャクの天ぷらのように見えて、一本折り取って食べてみても、まさか大嫌いな玉ねぎとは気がつかないくらいカリッと揚がった食感であった。これを一個か二個置いておけばみんなでシェアできるというものだ。ところで、2年も前に買った玉ねぎをスライスするオニオンフラワーメーカーは、お蔵入りしたままである。その大きな理由は玉ねぎ一個を揚げられる鍋がない(CEO談)ということによる。それで、ミスマに出かけて行って調査し、店内で最小の直径の18 cmのもので、玉ねぎがつかりそうな深さのある鍋を選んだ。298円で買えるというのに驚いてしまった。さらにその容量が1.8 lというので1 lの食用油を2本調達して帰った。
レシピは、Googleでの検索結果を参考に、以下のようにした:
1.オニオンフラワーメーカーで玉ねぎに切れ目を入れる
2.切れ目を広げながら塩コショウをする
3.小麦粉を切れ目にまぶして余分のお粉をはたく
4.卵で溶いた小麦粉を切れ目の間に塗る
5.170〜180℃に予熱した油で揚げる
昨日の最初の3回の実験ではオニオンフラワーメーカーの使い方を誤っていた。皮むきした玉ねぎの芯を抜いて、その穴にフラワーメーカーの台を差し込んで固定しておいて、車輪のようなカッターを使って切れ目を入れるのが正しい使い方なのであるが、昨日は芯抜きしないままカッター峰打ちでうまく切れないのを力づくで切ったのである。レシピの4番も省略。それでも、ご学友にはかろうじて好評を博したのであった。
本日は、百均で料理用刷毛を調達して、家の最後の一玉を使って再実験。衣が先に揚がってしまい、切れ目が開かないようにブロックしてしまうためにチップス状には揚がらなかった。これが産みの苦しみというやつだ。