イプシロンロケットによるSPRINT-A打ち上げ成功

 打ち上げは14時00分00秒に再設定され、13時40分から中継開始となった。10秒前に姿勢制御用の電源に使われる固体ロケットモーターの伝統の黒煙が出て、今度は上がるなと思った。X-0にH-IIシリーズよりも速いが、M-Vよりは遅いような速度でリフトオフ。もう少しアップのカメラがほしいところだが、ミュー台地の鉄柵付近に設置されたカメラはないようであった。ロケットがあっという間に雲の中に入ってしまうと、飛行経路と位置、対地速度などのテレメトリデータがリアルタイム表示されるGoogle Earthの画面に切り替わる。衛星分離は打ち上げ1時間後、南米の上空で、オンボードのカメラの映像はわりとコマ切れに紹介された。ほとんどがGoogle Earthの「想像図」なので、ほんとは途中で失敗したのでは?などと勘ぐる向きも出てきそうな気もするが、順調に対地速度が増えていくのが確認できて、外野の応援団としては大変満足した。極端紫外線望遠鏡の成果を期待したい。

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