The North Face Bace Camp Duffle Bag

日照り続きの次は雨続きで、豆御殿号にキャリーカートを固定する方法を試すことができていないが、おそらくキャリーカートにダッフルバッグをつけたまま載せることはできそうにない。ということは、ダッフルバッグはハンドルの前に固定しなければならないことになる。
前回の輪行では、ロスコのリュックサックの内側に段ボールを箱型にはめ込んで形を整えた。これは高校の時に物理部で習った方法で、いわば山男のダンディズムに由来するものと思っていたが、むしろ山のように地質標本を詰め込む地質学者の美学のようである。ただし、リュックをハンドルに固定するショルダーベルトが不用意に伸びてしまい、リュックが左右に転げ回ってバランスを乱すのが大変煩わしかった。
ダッフルバッグは、実測したところ直径30 cm、高さ48 cmの円筒を横倒しした形状である。もともとは小さく畳んでトートに収めることも可能なようにトート込みで売られている。しかし、筆者が購入した中古品ではトートは欠品していたし、輪行の際には一切合財の荷物を詰め込んだままハンドルに固定して走っているか、背負って歩いているかのいずれかで、畳んでしまう局面はまず想定の外である。ネットで検索して発見されるRixen化の例では、バッグの内側に百均のステンレス製またはプラスチック製の枠を入れ、それを挟むようにアダプタを固定し、バッグの生地の破損を防いでいる場合が多いのであるが、期せずしてダンディズムを再発明したことになっているのが面白い。
それで、幅48 cm、長さ90 cmくらいのプラスチック製のメッシュを見つけてバッグの内側を補強し、Rixen化したいものだと計画中である。

本ブログではamazon associate広告を利用しています。