Panasonic Beans Houseの高速化かWachsen BA-10Rか

 豆御殿号がすっかり通勤車になってしまった。PTFE lubeをさしたチェーンが、実になめらかに回るのである。時節柄数回雨の中を走ったが、体感上潤滑効果の低下は見られない。ただひとつ、14Tのトップギアではスピードがいまいち伸びないので、時におばちゃま原チャリに追い抜かれるのが気になってしようがない。他のフォールディングバイクでも大体同じパーツが使われていて、同じ悩みを持つ方々は、トップギア11Tのものに交換する改造を施しておられる。たとえば、シマノ MF-HG50-7 互換 DNP ボスフリー スプロケット カセット フリーホイール (11-32T)に付け替えれば、トップスピードが約3割アップすると同時にローギアの方も28Tから32Tになって登り坂にも対応しやすくなると考えられる。
 11Tトップギアを最初から搭載したフォールディングバイクは、今のところWACHSEN BA-10R Schnellだけのようであり、その価格22,800円は決して高くはないが安いわけでもない。ただし、一台廃棄したところでまた一台購入したりすると、CEOにツノが生えて長征一式を廃品回収に出されかねない。
 この危機から抜け出す最良の方法は豆御殿号の高速改造であると考えられるのだが、スプロケットのみならず変速コントローラーの交換も必要で、部品調達に約7000円を要すると見積もられる。ただし、筆者のスキルでは失敗のリスクがかなり高い。そこで、自転車屋さんに部品持ち込みでの改造をお願いできないか、交渉の予定である。その際工賃と部品代の総和がBA-10R購入価格以下であれば、三方丸く収まるというわけである。

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