こういう使い方は想定外かもしれないが

 夢のなかでなかなかよい着想を得て、そのアイディアに必要な文献を検索するのであるが、社内からでもともかく自宅からの接続では入手できないもの多し。ダウンロードできたものも、自宅のノートPCで(ソフトウェアやサーバーの不備ではなく、ナローバンドであるという理由で)syncがうまくできないEvernoteに入れてもいつになったらアップロードされるかわからないので、Dropboxに一時保管。社内LANから閲覧可能なものについては、明日社内で作業を続行する心づもりにてloginページをhtmlで保存。
 しかし、考えなおしてふだんのやり方に戻す:ページのURLをtwitterに投稿、または出版社によっては「この論文をシェア」のtwitterボタンをクリック。twitterに投稿されたツイートは自動的に顔本にも投稿され、タイムラインに元の論文のタイトルなども補完されて表示され、最小限の手間でリッチな文献リストを作ることができる。twitter経由にするのは、同一内容のツイートが重複するのをチェックしてくれるためである。短期記憶の容量が4 bitくらいになっている筆者にはありがたい。もちろんリンクをワンクリックして元のページに行くことも可能で、顔本はパーソナルな文献カードデッキとして大変使いでがある。こうなると現実世界のお「友達」には大量の意味不明の投稿がレポートされて迷惑千万かもしれない。リンク先のアノテーションを含めた整理のできるサービスとしてはPearltreesもあって、こちらは木構造を作ることができ、いわゆるmindmapのような論理構造の可視化にはもってこいである。顔本でこれは不可能であるが、経時的に、すなわち思いついた順にたどることができるというのは、後から一人ブレストするときに重宝する。その嵐の産物をつないでいく段階でPerltreesが使えるわけである。

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