フォールディングバイクで輪行したブログの記事

 帰宅して風呂に入って、Googleで「フォールディングバイク 輪行」で検索してみなさんの輪行ライフを拝見する。
 昨日玄関前に駐めていたPanasonic Beans Houseを畳んで輪行バッグに入れたのであるが、やはり15.5 kgは重いと思った。自走してくれる分にはまったく重荷とは感じないが、折りたたんでバッグに納めると、15.5 kgの金属パイプの塊と化してしまう。空重量7 kgのゼロハリバートンゼロスーターでさえ、把手で持ち上げるのはチェックインカウンターで計量する時くらいのものである。これを担いで移動していたら肩か腰を壊すに違いない。
 できれば引き車で運びたいと思うのが人情ではないだろうか?そういうカート込みで輪行している例を探していたのだが、発見できなかった。しかしキャスター付きのリアキャリアで、折りたたみ時にそのまま転がしていけるというオプションパーツを発見した。これは、いわば折りたたんだバイクに輪行袋をかぶせてスーツケース化してしまうアイディアと言えるだろう。ただし、このキャリアを取り付けることのできる車種はBD-1に限られるようだ。18インチ車で10 kgを切る軽量車であり、そのお値段たるやBeans Houseよりも10万円も高い。イタリアンブランドのBianchiOEMでおしゃれなFrettaの方が安く(Beans Houseより8万円高)手に入ると言われているが、どちらも在庫払底中のようである。
 もっと軽い車種は、たとえばPanasonicのトレンクルのような、14インチ車で車重6.9〜7.7 kgのものもあるが、強度を確保しながら軽量化するためにフレームの材質はチタンであり、そのコストはBeans Houseの10倍近い。このように重量と価格にはトレードオフが存在することがおぼろげにわかってきた。このトレードオフ曲線の中でBeans Houseは、輪行用にも折りたたむこともできる低価格車という領域に存在するのであろう。そんなわけで、新たにMAGNA CART キャリーカート MCKを調達することにした。

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