2年前に古稀をお祝いしたCEOご楽友は、イレッサの著効のおかげでもう二度の声楽リサイタルをもってお誕生日をお祝いしておられる。それが昨年末に初孫を授かったあたりから体調を崩され、食欲のない日が続いていたということで、元旦からご入院中と聞いている。
快方平癒を祈念して、オンブラ・マイ・フを、Paul Schwartzプロデュースの《Aria 3》で聴く。電子楽器を用いてchillout風にアレンジされた所謂「ネオクラシック」であるが、実に流麗に4拍子化されていて、逆に3拍子のオリジナル曲のたどたどしさが強く意識されるのであった。
