福岡市の図書館をめぐる旅

昼すぎに、伴奏のため天神方面に出るCEOに便乗して、天神駅から地下鉄にて筥崎宮前駅へ。念願の福岡県立図書館に入館。古さは否めないがきちんとした図書館である。ただちに使用者手続きの後、書庫の《鉱物採集の旅》シリーズ3冊を借り出す。
退出して駅に引き返すに、1700時。雨もあいにくあがってしまったので、天神駅で途中下車して《春を奏でる》を撮影するのはまた後日として、そのまま西新駅へ。西鉄バスでイルミネーションで賑わう百地浜の福岡タワー南口へ移動し、福岡市総合図書館へ。こういう時に図書館で本にかじりつくような変人は筆者のみにもあらず。
市立図書館の利用者登録も無事すませて、懸案の《佐藤忠良野外彫刻写真集》を検索して指定の大判美術書の書架をたずぬるに見当たらず。美術書の彫刻の書架にて発見。よく手入れされた彫像は、ともすると黒光りしていて全くディテールが見えなくなっていたりするものであるが、どの一枚をとってもディテールをはっきり表出させている、その信念と確かな技術に圧倒される。こういう写真集がiPadに入っていて、心がささくれだちそうな時に眺めることができたとしたら、どんなに癒されることかと思うのである。自動貸出機の操作習熟のため、借り出す。
帰途、自宅至近まで戻れる3番のバスに乗車するが、クリスマス渋滞にて西新まで戻るのに約40分を要す。

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