ちょうど100年前の今日

 たまたま今年寿命(百年)を迎える市場かごは、いつ作られたものであろうかと調べるうちに、明治天皇崩御されて本日でちょうど百年であることを知る。今年のように猛暑の夏であったのだろうか、宮内省から尿毒症のため重体との発表があった10日後のご逝去であったのだそうである。
 筆者が小学生の頃には「明治100年」のイベントもあったように思われるのだが、「大正100年」に関しては、巷間ロンドンオリンピックの話題で持ちきりで、国民の関心は低いように思われる。国民の祝日になっていないことが、その理由の一つであろう。とは言うものの、考えてみれば、大正・昭和の終わりの日が何月何日であったか、あるいは昭和・平成の始まりの日がいつであるか、日本史を取った人には当たり前かもしれないが、筆者などリアルに体験した平成すらおぼつかない有様である(大正天皇は12月25日、昭和天皇は1月7日であった)。
 なお、大正の出典は「大亨は以って正天の道なり(易経)」であるらしい。この中の一字をもって我が父上が命名された可能性あり。それはともかく、百年後のグローバルな政治経済システムの中で、このような悠揚迫らざるまつりごとの哲学を実践するのは難しいのであろうかとふと考えた。
 昼すぎからヘビーシャワー。14:20頃を中心にかなり落雷も発生したようなのであるが、クライアント接客中であったため、詳細は知らず。雨上がりの後も息苦しくなるような高温多湿の環境となる。

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