サッポロ彫刻徘徊

 水曜日から札幌市に滞在中である。後はミーティングへの出席を1日残すのみとなった。宿舎は、《ダンス・ダンス・ダンス》で、「26階建ての巨大なビルディングに変貌を遂げた」いるかホテルのモデルになったとされているホテルである。ただまあ、小説は小説であるから、小説の中の記載と事実とをつきあわせるというような無粋なことはしない。
 到着日がちょうど雨模様であったので、早速カバンにしのばせておいた《札幌芸術の森美術館(監修):札幌散策2010 野外彫刻を楽しむ小さな旅》を参考に、探索を開始したのである。彫刻の数がかなり多いので、朝から飲まず食わずのままやって来て、16時前にチェックインして、そのまま日暮れまで歩きまわって、札幌駅と大通公園との間をほぼ網羅。昨日はビジネスミーティングとプレイベントの催行のため果たせなかったが、本日はミーティングプレイスから新札幌駅に回って小野寺紀子作品を1体、そこから東西線円山公園駅まで出て、約30分歩いて本郷新記念札幌彫刻美術館の中庭(夜なので閉館していて立ち入りできないのであるが)の彫刻群を柵の外から撮影。できれば暗い雨の日にもう一度ちゃんと撮りたいものである。

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