下の子だけ下山

 火曜日の昼の便にタダ乗りして上京したCEOと下の子のうち、下の子だけのぞみで帰ってくる日どりとなった。他人には聞こえないくらいの声でしかものを言わない世間知らずながら、昨年12月には2度ほど新幹線の利用を経験させているし、自律モードの帰巣本能で何とかなるだろうというのが両親の読みなのである。
 というので、早めに退社して、ホカ弁を食ってLaw & Orderを観ながら待っているうちに寝入ってしまった。ふと目が覚めたらすでに帰着、いつも通り勉強時間になってもノートPCでカシャカシャやっていて、特に京都の土産話もなし。幼少時には花乱の滝に行った帰りのソフトクリームの美味しさを作文するような「親の顔が見てみたい」子どもであったから、これもしようがないのであろうか。複雑な心境になった。

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