歳末が近づいて、何となくそわそわしてくる。今年は喪中はがきを前倒し製作しなければならないが、問題はそれではないようだ。実に年末のボーナスをあてにするような深層心理が働くのであろうか、毎年恒例で中古レンズの品揃えが気にかかり始めるのである。
東京に出て行ったら必ず立ち寄らせていただく中古屋さん（フジヤカメラやmapcamera）や、地元のカメラのキタムラ、それぞれのサイバー店舗を徘徊して在庫を拝見するのが日課となるシーズンがやってきた。と思ったら、これらの中古カメラ店の在庫をマッシュアップするJ-カメラで、現在は32店分の物件を横断的、網羅的に在庫調査ができるのである。これはweb上での《中古カメラフェア》とでも言うべきもので、その利便性はこの上ないものだ。
それで、気にかかっているレンズが1本出ていることに今月初めくらいに気がついたのを、しばらく忘れていて、あっと思って見に行くとまだ売れていなくてほっとしたりもする。性能の面からは、買っても多分持て余すに違いないと予想されるのだが、この間のプレゼンの謝金で射程の範囲内であったりする。筆者を待っているのであれば、それは買いかぶりというものに違いないので、大変困っている。[カメラ]
