台風12号接近

  昨日は、進行のゆっくりさにあわせてゆっくりと天候が変化したのであった。気圧は徐々に下がって、夜半に 985HPaまで低下したところで底を打って以後上昇に転じる。
  台風の進路予測で、気圧の低下が最大となる場所に中心が移動するというコンセプトの分析方法があるのだが、こまのように回っている空気の渦巻きの挙動が、場のパラメーターで予測できるというので大変面白く感じたものであった。というのはすでに35年も前の話なのであるが、何か仕事に活かせそうな予感がするのであった。
  台風は今朝室戸岬付近に上陸後、ゆっくりと北上して高松市付近から瀬戸内海に抜けたのではないかと思われる。当地の気圧は1001~1002 HPaあたりを足踏みしている。風はそれほど強くないけれど、暴風警報の解除はまだのようである。[気象]

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