Lumix GH2はマイクロフォーサーズのNikon F2であった

 Bicカメラで売れ筋の一眼デジカメを観察。Sony NEX-5は秀逸なデザインで、ワイヤレスリモコンが使えるのがよく、ダブルズームキットでかなりお値頃感あり。ただし、ファインダーレスであるのは、実は老眼カメラをやぢには使いづらい。GH1のように視度調整できるファインダーの方が実戦的である。
 また、「もっと光を」求めるもうひとつの方向性として最高感度の問題がある。ISO 1600は手堅い仕様であると思われるが、GH1のISO 1600ではなかなか画が作れないシチュエーションもあって、このあたりはもっと感度がほしいと思っている。スペック上の高感度が実用になるかどうかは別にしても、写らないのよりもノイズが乗るけれど写る方が百倍は有利である。
 一方で、マイクロフォーサーズ機のGH2は、現有機GH1の正常進化モデルなのであろうが、秒あたり60コマのフルハイビジョン動画が撮れるという点は、他の機種に見られないメリットとされている。回路上の改良に加えて、レリーズボタンの配置などに改良のあとがうかがえ、そういう意味で、Nikon Fの後継としてのNikon F2に似た存在感を持っているように思われた。多分買うならこちらであろう。[もっと光を]

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