フライヤーズハットとスナイパーズグローブ

 ハワイに渡航する前にSiizumにオーダーしていたfleece flyers hatが届いていたのを早速試してみると、これがなかなか暖かい。帽子のつばがない分、ファインダーを確認する際につばでカメラをどついてしまうといった事態が生じにくいのは評価できる。ただし、難点は2つあって正面から風を受けるような場合にはイヤーフラップと顔の隙間からどんどん冷気が流れこむということ(商品見本写真のようにイヤーフラップが顔の側面に押し付けられていなければなおさらであろう。むしろbomber capの方が暖かそうに見える)と、見かけはケイバー帽よりもアヤシイ(CEO談)ということである。これからのシーズンの野外実習で有用であろうと上の子に持って帰らせようとしたのに置いて行った所を見ると、よほどの雪国でないと、ファンション性や通勤通学の際の便利さは評価され難いのではないかと、考察しているところである。
 一方で、全面フリースでできているFLEECE SNIPER FINGERLESS GLOVEは、Nikonにも類似品があったはず、と錯覚させるほど使い勝手がよさそうに思われる。ただし、こういうグッズの耐寒性能が実用レベルかどうか、これは試してみないとわからない面がある。スナイパーではない筆者のような平和利用向けには、マーティン 撮影用手袋 マルチシューティングクラブL ブラック M-7854がある。こちらは価格が倍ほど高く、親指の指先も独立に出すことができるという特徴がある。指先を使う作業がそれほど頻繁に必要なのかどうか、というあたりをシビアに検討すると、シンサレート綿のグローブの指先をカットしたのに、別途ミトンをかぶせて自作する手もあるなと感じた次第である。
 後日記:家族でハマっているFOX crime TV: Law & Order criminal intentでA.D.A. Carverが寒冷期のセントラルパークの実地検分の時に全く同じデザインの帽子をかぶっていることが判明、うちでは《カーバー帽》と命名。ケイバー帽(caver hat)とは一字のindelであるというのも何かの因縁であろうか。[BDU]

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