宇津宮功:パリの絵描きの夢舞台

 ひょんなことから知遇を得たパリ在住四十年の高名な絵描きさんが、を出版されたということで、出版社のページで確認するに、8章だての目次の節の緻密さはもう圧倒的である。やはりこの迫力はあの完璧主義な志に通じているに違いなし。あの当時から執筆中であったというから、相当にじっくりと手を入れたのであろうと思うのである。
 本のカバーのカラーコピーを拝見するに、表紙の絵は《干渉》岩手県立美術館蔵とあるのに、またびっくり。来年まで常設展で展示されている由。
 この次モリオカシティにいく時には、ホームセンター巡りなどせずに、迷わず美術館にかけつけることにしたい。[本]

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