ChromeにEvernote Web Clipper 4.1.10.2661をアドオンすると文献検索収集のキラーブラウザになる

 日本のGoogle 社員が選んだ Chrome エクステンションのご紹介で選ばれているAdd-onのうち、1位「Doc PDF/PowerPoint Viewer」、9位「Evernote ウェブクリッパー」を入れてみた。
 すると、文献のタイトルを入れてGoogle検索したとき、Evernoteにすでに登録したものの検索結果が上に表示されるのである。しかもエントリをクリックして「Doc PDF/PowerPoint Viewer」で同じペーンに表示して確認できる。
 これは、予想以上に使い勝手がよろしい。筆者は、かれこれ1年半かけて、これまでに蓄積したPDFをプレミアムアカウントの月極め容量500 MBの限界内でアップロードし続け、やっとPDF分がほぼ終わった。3400本のドキュメントを収蔵しているのであるが、中には同じ論文PDFを何度も登録してしまっていることがないわけでもない。論文を検索する際に「あ、それもうEvernoteに入ってますよ」というアラートがかかると時間もバンド幅もEvernoteのスペースも節約できるのである。
 同じことがFirefoxでできればそれでもよいわけである。PDFをペーン内に表示するのは、事実上標準装備のAdobe Acrobat Pluginで可能であるから、Evernote Web ClipperにGoogle検索の際のEvernoteの中身検索をまかせられればよいのであるが、現行バージョン(4.0.0.87683)ではまだできないようである。まあ、こういうのは今はできなくても、好評を博せば、いつの日かインプリメントされるものであろう。4.1へのバージョンアップが期待される。
 なお、この検索はEvernote本部のサーバーで行われ、Google Desktop Searchでローカルなクローリングを行っておく必要はない。収蔵文献がどんどん増えても端末のパワーに遠慮することなく高速に検索できる意味あいから、これはなかなかヨロシイ。[文献整理]

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