アマチュア科学者デジタルエディション

 雷が鳴るとすかさずチェックするのが、福岡県の落雷情報(最新の雷と雨雲)なのであるが、このデータにはFranklin Japan Corporationのクレジットがついている。もちろんこの社名はベンジャミン・フランクリンに由来するのであろう。全国に広がった観測網を持っていることを知る。
 J. L. ストング《アマチュア科学者》にも、地震計や電位計を自作して観測しているアマチュアサイエンティストが紹介されていたことを思い出すのである。若い頃には、アナログの測定器(主に真空管アンプ)の方に心を奪われたものであるが、この歳になると地震計で近所を走る車の振動のみならず海岸に打ち寄せる波浪や嵐の波動などが感知できるという方がむしろ興味深く感じられる。
 今ならOPアンプで増幅した信号をUSBでPCに取り込むことが可能であろうから、センサーをある程度工夫すれば、気象(風向、風力、降水量、日照時間、全天雲量)、地震波、宇宙線、太陽の黒点などの観測データを集積できる可能性があるということだ。
 ということで、しばし秋月電子通商のページに遊ぶ。[気象]

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