探索

 それで、夕暮れの刻限に家を出て、カワセミ観察用のKowa BD-42Gと一生ものの勝間光学SS7X50RG-Dキャリブレーションを行う。先週の出水の影響とここ何日か河川敷の漂着物処理兼草刈り作業の影響であろう、カワセミをワンドに見ることなし。
 帰ろうとすると美しい夕焼けで、撮影しながらLumix GH1のモニタで観るとさらに素晴らしい。それを持ち帰ってノートPCで観るとややがっかりしたりするあたり、Lumix magicというか、不思議なところである。というのを夢中で撮るうちに、脊振の峰に雲立ち渡り、雷光ひきもなし。ただし、雷鳴はほとんど聞こえず。サンダーストームは局地的に起こるので、今回はそれをかなり離れて見ているのであろうと推測。数キロ向こうの山際の送電線の常夜灯が降雨のために霞んだら(数分のうちに夕立にやられることになるであろうから)店じまいして帰ろうと撮影場所を河畔のベンチに移して連続撮影するが、天然のストロボはなかなか思い通りに発光するものでもなく、雷電写真の撮影には成功せず。ただし雨にも降られず。
 このあたり筆者はかなりこわい経験を積んでいるので、少しでも雷雲がこちらに接近してくれば一目散に逃げ出すところである。周囲に何もない河川敷で雷鳴の中仁王立ちするような危険なまねをしたわけではない。[カワセミ]

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