jupiterの西の尖端のラボラトリにて試薬調製を行わむとて、まずは入口の解錠のため声楽(事業部の)部長さんの執務室を訪ね、ついついiPhoneを見せびらかしてしまった。驚愕したことに、お奉行様(すわなち今の楽団長)も、オフィシャルメールをGmailに転送してiPhoneで読んでおられるのだそうである。企業のトップが、情報統制の面から言うと危ない橋を渡っているという印象であるが、個人で情報を管理しようとすれば、どうしてもこうなってしまうのは目に見えているともいえる。
アルカリにしないと溶解しない例のストックソリューションに苦戦するうちに日付変更線を越え、オートクレーブの釜開きまでの時間室見河畔にて執筆。台風並みの強風の吹きすさぶ夜半に、河畔のベンチに腰を据えてブログを書いているのなどもちろん筆者一人だけである。[iPhone/iPod touch]