文献整理2009 season 3 (14) Endnote X2試用版

 上司から「べらぼうに高いけれどどんどん論文を書いてほしいので…」と(獲得した研究費を使っての)購入を迫られる。一応試用版で実証試験を行なうことを約束。さすがに定番ソフトだけのことはあって、ソフトの中からPubMedにサーチをかけ、さらにバックグラウンドで全文PDFを根こそぎダウンロードするというような荒技が(1000件ごとであるが)可能である。
 見た感じはEvernoteに近い。Evernoteのソフト上でPubMedにキーワードサーチをかけて、その結果をひとつずつEvernoteのnoteとして読み込むプラグインを書いたら、こんな感じに動作するのであろう…という感じ。ただし、2009年にもなれば、PubMedをベースとして文献を網羅するところまではよいとしても、abstractとPDFだけでは満足度が低い。おおもとのサイトからとれるものなら全文テキストと追加情報も一括して管理したいものである。
 一方で、自分の文献ライブラリにどこからでもアクセスできるわけではないという、iPapersやConciergeやMindRaiderやアップロードリミットを越えたEvernoteの問題点は、Endnote Webに個人アカウントをもつことでクリアできる見込みであるが、その上限は文献情報10000件、50ライブラリ、PDF添付は不可ということらしい。
 いや、データベースディレクトリをDropboxに置いたら、1アカウントあたり3台のPCにインストールを許されているので、一応うまく動きそうである。[Win]

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