iPapersを越えた(かもしれない)キラー文献整理ソフトのMindRaiderである。論文の成果としてデポジットされている配列のFASTAファイルにリンクを張ったりしながら思い出すのは、Tim Berners-Lee博士がWWW(というよりsemantic web)を発明したのはこういう使い方がしたかったからであるということだ。
それで、exportしてimportすればなんとか別のPCに持って行けそうに思われるのだが、exportしてもファイルが何も生成されないし、backupでとったファイルをimportしても、どうも挙動が違う。このあたりもう少し研究の必要なところである。
最近のウェブページ版の論文の末尾には、「この論文を引用した論文」という、amazon.comのおすすめみたいなクロスリファレンスリストがついているものが多い。この辺をうまくさらっていくと一つの分野の栄枯盛衰をたどることも可能で、うまく解析すれば、イモヅル式に関連論文をたどれるgenius機能もどきも可能である(いまのところ、それを人力でやってしまうわけであるが)。このあたりに新世代文献整理ソフトのヒントがありそうにも思われるのである。[Win]