文献整理2009 season 3 (2) MindRaiderその2

 Note(=論文)それぞれにweb上のURLやローカルの(といってもDropBoxに置いた)PDFファイルをリンクし、タグに適当な単語を入れ、本文にはフルテキストをコピーペーストしてみる。文献のタイトルをNoteの名前にすると、ちょうど単語カードの先にPDFの論文のコピーが結んであるような塩梅にて、該当するカードを四五枚引っ張ると、該当する論文が引っ張られて上がってくるような使い方もできるし、リスト表示すれば、編纂作業が進行中の「まいくろびおーむ」のアンソロジーの目次を眺めている感覚であるし、タグで部分集合を抽出するあたりはフローサイトメーターでゲートを切る感じでもある。まだまだ手作業の部分は多いけれど、Windows上での文献整理ができるシステムとしては、やっとiPapersの一つ上の階層に到達したのではないかと思われるのである。ハイパーテキストの再発明に感激しているだけのような気もするが…。
 ただ、デスクトップ端末で構築した曼荼羅をノートPCにコピーしてモバイル環境にて出開帳を…というのは実質的には不可能に近い(マシンごとにログイン名が違ったりする筆者の場合、特に難しい)。ローミングするのは大変難しく、ハイパフォーマンスサイアンティフィックコンピューティングには必須のデュアルディスプレイでなければ使い物にならない、と覚悟しておいた方がよいかもしれない。[Win]

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