ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝

 5年かかってストックしてきたサンプルを一箱まるごとぽしゃらせたことが月曜日に発覚して以来かなり落ち込んでいる。もう涙も出ないという感じ。この週末に投稿をサインアップした原稿も、東京に送らなければならない試薬類の調達も全く進まず。本日は昨日締め切りの来月のタクティカル報告会のメタゲねたのアブストラクトをやっと仕上げてe-mail入稿したところである。
 魂が壊れたときに読んで救済されるというような本はなかなか思いつかない。ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝などどうであろうか。どんぴしゃでかえって落ち込むのかも…。
 ベンター=ダースベーダー的なイメージが払拭されたとの書評を見かけるのだが…。筆者は、早起き会でメタゲの先駆けとなった猿合奏の論文を読む羽目になって、さすがにやることすべてが超一流なのに舌は巻いても、悪の権化などとは露ほども感じず。ThinkPad T40をCraigと命名したり、Sorcerer II号の写真をdesktopの背景にするようなミーハーであるから、正確な要約と客観的な評はこちらを参照されたし。[本]

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