奇跡の山 富士山@チャンネル銀河

 昨晩の放送に家族で見入ってしまった。一部のシーンには見覚えがあり、筆者が高校生の頃のNHKの番組であろうと漠然と考えていたのであるが、今朝の放送分をハードディスク録画しながら観ていて、ハイビジョン制作であるし、登頂した人がコンパクトデジカメやケータイで写真を撮っていたりするのは、どうも時代考証的に合わないなと気がつく。2006年にNHKが制作した番組ということだ。
 筆者のツボとしては美しい雲の風景のダイナミックな変化を早回しで見せてくれるところで、これは適当なwebカメラがあったらずっと拝見しておきたいものだ。
 それで吸い込まれるような群青色の空で星が日周運動しているところで、「不動」の光点がいくつかあって、CCDのドット抜けなのか、あるいは地上の照明光が写りこんだフレアなのか気になるわけである。
 ところで、このチャンネル銀河は、「シニア層に向けた新しいコンセプトのチャンネル」なのだそうで、「シニア層」という言葉にたじろぐわけであるが、イクラちゃんやカツオ君やマスオさんを追い越していつの間にかあと4年で磯野波平さんの設定年齢になろうという筆者は、どうも立派なシニア層ということらしい。[気象]

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