群卿百寮。以礼為本。

 昨晩帰ってみるとまたまん中の子が筆者の寝床(居間の板の間のカーペットの上)に寝転がって爆睡している。自分の部屋にはベッドもちゃんとあるというのに人の寝る場所で寝込んで、起こしても起きることなし。自分は気持ちよく寝ているだけであろうが、疲れて帰ってきても寝るに寝られないこのやるせなさをなんとかして理解させ、周りの人にどれだけ迷惑をかけているか、少し想像力を働かせることのできる子どもになってほしいと欲するのである。
 ケータイで寝顔を撮って待ち受け画面にしておくというような、子どもじみた婉曲な方法はすでに試してみたがそれでは全く伝わらないようである。2時すぎまで爆睡しているので、まん中の子の部屋のベッドを占拠してノートPCをひろげて、そのうち目が覚めて戻ってきたのを無視してニュースの執筆を続けていると黙って部屋から出て行ったのであった。本日は自粛しているのが、自分が寝るべき場所で人が寝ているとどんな気持ちになるかやっとわかったためであるなら、これはかなり成長したということだ。
 CEOに言わせると筆者の「目には目を」はいささか激しすぎるというのだが、これは報復ではなくてしつけである。あるいは「気づき」を促すための心理的キューと言い換えてもよい。筆者がクライアントと商談している隣でヘラヘラ大爆笑したり、集中して執筆している隣室で大騒ぎしたり、カツンカツン耳障りな靴音を響かせるような、空気の読めないspoiled childはうちの子にはいらない。

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