GDS、Namazu、Google mini

 文献ファイルがふくれあがるほど、ひとつひとつのPCにローカルコピーを持たせ(て同期させ)、それぞれでGDSのインデクシングを行わせる手間というのは面倒この上ない。やっと現実世界の本の山が片付いたというのに、今度はバーチャルな本棚がローカルに林立するのがどうも…という感じである。
 一方、Namazuサーバーは応答が超高速であるが、自動でcronを走らせるところまで(つまりクローリングを自動的にこなすGDSなみの便利さまで)サーバーを仕上げるのもまだまだ大変なことであるし、検索アルゴリズムは、必ずしもGDSやGoogle scholarと同じではなさそうである(というのが、今直面している問題である)。
 イントラネットでGDSを一つのサーバーに統合しようというような、ワンステップ上の「成長を続ける組織に最適なソリューション」がGoogle miniであると思われるが、さすがに個人導入を自慢しておられる方はお見かけしない。筆者の基幹デスクトップPCのGDSではクローリング途中で、検索可能アイテム数は33,345と表示される。最終的には50000文書モデル(724,500円)では足りなくなるかもしれない。とは、まさに杞憂というべきである。
 2008>October>18追記 本日の検索可能アイテムの合計数は、331,748となった。[Google]

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