Canon EOS digital Kiss F

 某量販店からのメルマガ曰くレンズキットが特価ロクヨンパというのに呆れる。10年前にこの性能なら本体64万8千円でも納得であったに違いないのに、いまやその1/10である。
 Canon EOS digital Kissシリーズは記憶メディアをSDカードに変更している。もちろん2 GBよりも大容量のSDHCカードが使用可能で、「ついでに16 GBのカードを8000円でいかがですか?」というのに、これまたクラクラする。
 どうも、先日の超高速CFかSDHC+下駄かという問題を解くカギはこのトレンドの読み方にありそうである。まあ、買い替えを考えるならSDHCカードを使えるように準備しておいた方が安上がりということであろうが、はたして買い替えするのであろうか?もっともいまだに一生モノの耐久消費財のつもりで考えている筆者の頭が時代遅れになっている可能性も高い。ちょっとしたコンパクトデジカメを「2回我慢」すれば買えるというか、7年前に買った同社のコンパクトデジカメの方がよほど高かったという衝撃的な価格をまだよく呑み込めない筆者には、1眼デジカメを先に買い替えるなら、SD-CFの下駄への出費は節約できるというようなデリケートな問題を考察するのは難しい。
 16 GBのカードなら、筆者の使い方で3200コマ、89本分連続撮影は可能である。一体残りの生涯のうちに何回いっぱいにできるのであろうか?というくらいの大容量である。連続撮影モードなら途中で2〜3回はバッテリー交換が必要であろうが、バッテリの高容量化とメモリの高密度実装技術の進歩でとうとう画質・容量ともに素人離れしたものが安価に手に入るところまできたわけである。
 それはそうと、Kiss F作例写真のモデルさんの左の上腕に種痘の跡が懐かしいのであるが、これはかなり以前に廃止されたはずである。1980年代後半から90年代前半(の生まれとおぼしきモデルさんが、生後まもなく受けたとしてその)頃まで継続していた国もあるのだろうか?[健康]

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