RSS alert for the rest of us

 米国細菌学会の出版する雑誌は、サブスクライブしていない人に対して発行直後に閲覧するには課金するが、出版後4か月を経過するとフリーアクセスが可能になる。大変ありがたいことである。
 さらに、新しい論文が出た際にその目次をメールで通知してくれるサービスがあって、これはサブスクライバーでなくても利用可能である。ところが、折角届いたe-alertに興味ある論文を見つけたとしても、実際に読めるようになるのは4か月先ということであるから、わざわざ4か月も前のアラートを引っ張り出して…というのは長続きしない。4か月後の自分にalertするためにGoogle Calendarの解禁日にメールを貼り付けておくことも考えたが、なかなかワンクリックで処理できないような作業は長続きしそうにない。フリーになったタイミングでRSSが発行されれば、どんなに素晴らしいでろうかと思われる。
 そのヒントになりそうなのが、合衆国医学図書館のPubMed Centralで、たとえばAEMの(フリーになった)巻リストを見張っていれば更新がわかる。各巻はiidという(おそらく登録順か何かの)番号で管理されていて、時間に非依存のカレントボリュームへのアクセス方法を探さなければならないわけである。それで、お手軽にtocrender.fcgiスクリプトにaction=current&journal=83の変数を渡してみると、これが当たりである。
 後は、カレントボリュームのページのRSSが生成されていないので、Google Readerに登録するためには間に何かかませることが必要で、話が一回りして元に戻った感あり。[XML]

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