JavaScript

 
 JavaScriptといえば、ホームページの背景の色をコントロールするような時に使うスクリプト言語と言うイメージがある一方、最近ではAjaxの一部としてWeb 2.0を実現する言語であるとのイメージもあって、そのギャップははなはだ大きい。とは言え、JavaScriptの言語そのものが大きくかわってきたわけではなく、XMLをどう扱うかとか非同期通信をどうするかというような機能はライブラリとして後付けで強化されているわけであろう。入出力ライブラリがモジュール化されることを、Cにおけるio.hに対比させるのが適当なことかどうかはよくわからないが、少なくともそれはJavaScript本体の文法から一段抽象性の高いところにある。本書は、往年のJavaScript本と比べれば驚くほど分厚い本なのであるが、Web 2.0をどう実現するか、またXMLデータをどう扱うかをきちんと整理してある。
 Bicカメラの書籍コーナーで拝見していて、どうも今求める本に一番近いのではないかと思った。しかし、あまりにも重い本なので、amazon.co.jpにて購入。[本]

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