一方の楽2ライブラリ パーソナルは、仮想本棚をリアルに画面の向こうで可視化するソフトのようである。体験版をダウンロードしようとすると133 MBもある。しかも、クライアントサーバー版ではドキュメント共有、web共有版ではドキュメント配信と、ほしい機能に応じてソフトを組み合わせていける設計とお見受けする。価格についてはここに書くまでもないが、さすがpfuである。ScanSnapの価格は、特にデジタル化に熱心でもない部署でもやすやすと導入されるはずの価格に戦略的に設定されているのであろう。それが1台入って、便利に使えるとなると書類の電子化が少しずつ始まり、やがてその奔流は本棚をなぎ倒し、大河となって楽2に流れ込むというシナリオなのであろうな、と思われるのであった。 筆者の手元のScanSnapでは体験版ソフトがバンドルされていたのだが、今まであまり気にとめなかったのが、俄然キャンディデートとして注目されるようになるわけである。[Win]
