屈曲光学系コンパクトデジカメの後継機候補

 忘備のため記載。先週パルティフジ竹原のキタムラカメラで中古レンズの棚を拝見して引き上げる時に、ふと目にとまったのがデジカメ新製品コーナーのこれであった。
 現在使っているDimage X50は、ズボンの右ポケットから右手で電源スイッチを兼ねたレンズカバーを開けながら取り出すと、ただちに撮影可能なすぐれものである。ロゴマークははがれてなくなっているし、レンズカバー部分も凹みがあるくらい使い込んでいるが、メモがわりの記録に重宝している。この優れた即写性はレンズ繰り出しのない屈曲光学系ならではの設計の勝利ともいえるのだが、Konica-Minoltaが業界から撤退して以降、最近は中古でも見かけないので、致命的なダメージが発生した場合には年貢の納め時かと思っていたのである。あのヱビちゃんの宣伝していたデジカメの後継機(その頃から屈曲光学系のデザインであったのに気がついていなかった…)で供給の点で心配がなさそうな点は心強い。
 使いやすいデザインは死なず!ということの見方を変えると、優れた工業デザインというものは、ウイルスのように宿主(ベンダー)を変えながら生き残っていくということになるのだろう。[屈曲光学系コンパクトデジカメ]

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