あのmosaicブラウザは今…

 1993年にインターネットというよりWorld Wide Webがブレイクするきっかけとなったのが、mosaicである。筆者は当時別のソフトウェアに興味があって、University of Illiois at Urbana-ChampaigneのNCSAのソフト詰め合わせCD-ROMを購入して、その中に開発途上のMosaicが入っていたような、いなかったような記憶あり。当時は、インターネットにつなぎこむ方が大変で、ダイアルアップでNiftyに入り、そこからゲートウェイを利用したりと、それはそれはお金と手間暇のかかることであった。
 それで、Mac Duo 230でmosaicを起動し、白黒LEDにwww.orgであったか、www.yahoo.comであったかのトップページがゆっくりゆっくり出てくるのに感動したわけである。その後mosaic開発者のマークアンドリ−ゼン氏がNetscape Communicationsを設立して発表したNetscape 0.8か0.9をInternet MagazineのCD-ROMからインストールして使うようになって(当時はFTPするよりも雑誌を買うコストの方が安かった)、今やFirefox 2.0.0.5ですから、長生きはするものです。
 ところで、mosaicは開発は止まっているけれど、まだftp可能である由。何となく、あの頃の懐かしいホームページが表示できそうな気もするのだが、ヘルパーアプリケーションも心もとないし、セキュリティホールの問題もあるのかもしれないし、ちょっと哀愁に浸るために起動するのはためらわれる昨今である。
 

Tags: ソフトウェア Mac
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  knee [>新兵をシゴきにシゴいて身体を絞りこむ目的のトレーニング  退役後のリバウンドが待っています。]
 

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