12時前にTVをつけて驚いた。余震の続く中恐縮であるが、一日も早い被災地域の復興をお祈りする。
予震があったり過去の経験があったりして不意打ちではなかったことや発生時刻が炊事の時間帯を外れていたことなどから、被災後の二次災害が少なかったのだとすれば、これは大変幸運なことでろう。
ただひとつ、刈羽原発では緊急停止した炉心の冷却装置用の電源で火災が起こったということである。当然、電源系統は冗長系になっていて、一つの受電装置がとんだくらいでびくともするものではないのであろうが、放射能漏れの続報が出ているところから判断するに、クールダウンが途中で止まってしまっていたとみるべきなのであろうか。心配なところである。
後日記:Nature Newsの記事はこちらであるが、いかにnature誌特派員といえどマスコミ発表以上のネタをつかめるとも思えないが、さすがNature誌、shaking test by natureの視点がシャープである。[地学]