ピアノソナタ3番

 目下到着を待っているピアノソナタ3番(Horowitz plays Scriabinに収録)の第3楽章が、「星が歌う」楽章であることをネットで確認。だが、筆者がロシアの冬の大地を感じたのはこの曲にあらず。同盤に収録されているプレリュードのどれかであるのだろうから、これは20年ほどの時を経て再会できる旧友のようなものであって、楽しみである。やりきれない仕事とやるせない会議と拉致されてのはたきかけでぶっ通しの15時間労働も、この未来への希望があれば乗り切れるというものである。
 また、ムソルグスキー展覧会の絵のラザールベルマンのピアノ版とラベル編曲/カラヤンBPOのオーケストラ版をカップリングして1000円以下というある意味とてもお買い得なCDを発見して、猛烈に感動している。[Scriabin]

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