クルトマズア指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の《展覧会の絵》と《交響曲「イタリア」》

 クラシック番組の網羅的録画を始めて2か月半。その中でひときわ良かったのが《展覧会の絵》で、ゴルチャコフのオーケストレーションEL&Pのロック版並みに尖鋭であったわけである。
 魅力はそれだけではなくて、クルトマズア氏の風貌や立居振舞いが元々のボスを彷彿とさせるところも実によろしい。この演奏会では、続いてメンデルスゾーン交響曲「イタリア」》がプログラムされていて、DVDも出ていたのであるが、スカイ・A sports+サテライトクラシックでは、昨日今日にわけてそれぞれが放映された。ということで、これをHD上でカップリングしてダビングすれば、SPグレードながらDVDを作ることができるというわけである。
 あるいは、片面2層のメディアに焼けば、最高画質で72分ものDVDを焼くこともできそうに思われる。
 さて、その《交響曲「イタリア」》であるが、《展覧会の絵》で使ったチェレスタはそのまま片づけてないし、ライプチヒのきんさんぎんさん老姉妹もそのままのお席で拝聴なさっているところから見て、同一日の続きの演奏であることはまちがいない。ロシアとイタリアがどのような音色で描きわけられているか、きたる黄金週間の楽しみにとっておく。[音楽]

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