オーボエ協奏曲

 昨日のSkyAのプログラムは、シンフォニエッタ・ド・シャンボールの演奏で、前半はオーボエ協奏曲3本(マルチェッロ、ビバルディ、ベッリーニ)という豪華プログラム。1992年ジュネス教会でのライブ録音で、その音響効果は素晴らしいものがあって、テープがワカメになっているのかややおぼつかないところもあるが、うっとりと堪能する。
 その最初のAlessandro Marcelloのオーボエ協奏曲が「子どもに聴かせるのはもったいない」くらいよろしい。ところどころバッハやモーツァルト的なものを感じるので、この無名の作曲家は凡庸な追随の人だと思いこんでいたのだが、実はバッハの先駆者であったのに驚愕。ビバルディも素晴らしいが、Vincenzo Belliniも天才である。
 というので、このまま天使に手を引かれて昇天してしまうのではないかというくらい幸せな気分で風呂にも入らず入眠。[音楽]

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