野良ロケ

 早良区全体が冷凍庫に入ったように寒い。通常装備の上に対化学戦防護スーツのズボンを重ねて、さらに頭が冷たいので途中すえひろにて、ニットの帽子を調達。399円。
 ヒルクライムを2本。先週は、身体が重くてたまらなかったのが、少し復調。
 早良区南部には、高架ガードがほとんどないのであるが、あったとしても「夜露死苦」系落書きで、QP/EKYS graffitiは全く見当たらない。まあこれは、グラフィティアーティストさんがいないから当然であるのだが。
 その一方で、早良平野の集落のそれぞれに「庚申塔」が残っているというのは、まさに驚きである。しかも、庚申塔は、日本ならどこにでも立っているというものではなさそうで、地方地域によっては道祖神になっていたり青面金剛になっていたりする。ちなみに愛媛で、これらを見たことはない。ような気がする。それらの風習は、それぞれの集落に定着する人たちの祖先が、その地にやってくる前に共有していたのであろう。
 今回発見したQP/EKYS graffitiをネガティブコントロールとして、比較ポップカルチャー伝達論の視点から庚申塔を考えることができるようになったのは、個人的には興味深いことである。[graffiti]

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